ShareXの代わりになるソフト:乗り換えたほうがいい人と、選び方
結論
ShareXは今も、Windowsでいちばん機能の多い無料のスクショソフトです(2026年7月にバージョン21.0.0が公開)。自分で決めたアップロード先、スクロールキャプチャ、GIFの録画、自動化を使っているなら、使い続けるのが正解です。撮って、書き込んで、送るだけなら、設定の要らないSleekshotが向いています。撮った画面に直接書き込めて、ワイプ付きで録画でき、キー1つでリンクを共有できて、無料です。軽さを重んじるならGreenshot、Mac・Linuxでも使うならFlameshot、有料で完成度を求めるならSnagitです。
目次
ShareXの代わりに何を選ぶかは、ShareXのどこに不満があるかで決まります。不満が設定の多さ(撮ったあとの処理、アップロード先、何十もの設定項目)なら、Sleekshotを試してください。設定なしで、スクショ、書き込み、画面録画、共有リンクまでこなします。同じソフトをMacやLinuxでも使いたいなら、3つのOSで使える無料のオープンソース、Flameshotです。スクロールキャプチャや手順書づくりまでそろった、完成度の高い有料のソフトがほしいなら、Snagitです。
ShareXそのものがなくなるわけではありません。2026年7月3日にバージョン21.0.0が出ました。無料のオープンソース(GPL-3.0)で、機能の多さはどのスクショソフトよりも上です。この記事では、5つのソフトをくらべます。ShareXのほうが優れている点も、正直に書きます。最後に、乗り換えの手順をまとめます。情報は2026年10月時点で、それぞれの公式サイトで確かめたものです。Sleekshotは私たちの製品なので、できないことを特にはっきり書いています。
ShareXの代わりになる画面キャプチャソフトの早見表
それぞれのソフトが、ShareXへの別々の不満を解決します。くらべるため、1行目はShareXです。
| ソフト | 価格 | 対応OS | 画面録画 | スクロールキャプチャ | 共有 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ShareX | 無料、オープンソース | Windows 10、11 | MP4とGIF(FFmpeg入り) | あり | 何十ものサービス、自分のサーバー、自分で作るアップローダー | 上級者、自動化したい人 |
| Sleekshot | 無料、登録不要、透かしなし | Windows 10、11(x64、x86、ARM64)、機能を絞った無料のMac版 | MP4(マイクの声、パソコンの音、ワイプ) | なし | キー1つで短いリンク、登録不要 | 設定なしで、矢印入りのスクショや説明動画を作りたい人 |
| Greenshot | 無料、オープンソース | Windows(Mac版は1.99ドル、最後の更新は2020年) | なし | Internet Explorerのみ | Office、メール、プリンター、プラグイン(Imgur、Jira) | 軽くて昔ながらのソフトが好きな人 |
| Flameshot | 無料、オープンソース | Windows、macOS、Linux | なし | なし | Imgurへのアップロード | どのOSでも同じソフトを使いたい人 |
| Snipping Tool | Windowsに標準で入っている | Windows 11(Windows 10は動画が撮れない古い版) | MP4(マイクの声、パソコンの音) | なし | コピー、保存、Windowsの共有メニュー | たまにスクショを撮るだけの人 |
| Snagit | サブスクリプション、年約39ドル | Windows 10、11、macOS 14以降 | あり(ワイプ、トリミング、GIF) | あり | Screencastのリンク、Office、クラウド | マニュアルや手順書づくり |
結論: ShareXにしかない機能を使っているなら、ShareXのままで大丈夫です。Windowsで矢印入りのスクショや説明動画を手早く作るなら、Sleekshotです。Windows・Mac・Linuxをまたいで使うならFlameshot。ソフトがほとんど要らないならSnipping Tool。会社が費用を出してくれて、一日中マニュアルを書くなら、Snagitがおすすめです。
ShareXから乗り換えたほうがいい?
ShareXならではの強みが目当てで入れたのでなければ、乗り換える価値があります。自分がどちらに当てはまるか、確かめてみてください。
ShareXを使い続けたほうがいい人:
- 自分のサーバー、Amazon S3、Cloudflare R2、自作のアップローダーに画像を送っている。または、撮ったあとの処理(アップロード、URLのコピー、プログラムの実行)をつなげて動かしている
- スクロールキャプチャ、GIFの録画、画面へのピン留め、色を拾うスポイト、QRコードの読み取り、バージョン21で加わった背景の切り抜きなどが必要
- もう細かく設定してある。設定を詰めたShareXはとても速く、自動化ではほかに並ぶものがない
乗り換えを考えてもいい人:
- ほとんどが「撮る→書き込む→貼る」で、撮ったあとの処理でOpen in image editorをオンにしたり、送り先を選んだりするのが面倒
- 短い操作説明やバグの報告の動画を撮っていて、コーデックの設定に悩まずに、ワイプやクリックを映したい
- MacやLinuxでも、似たソフトが必要(ShareXはWindows専用)
- ShareXのメニューを覚える気のない同僚に、スクショソフトを用意する
1. Sleekshot:設定なしで、撮る・書き込む・共有する
Sleekshotは、Windows 10・11で使える無料のスクショ・画面録画アプリです。キーを押すと画面がそのまま止まり、その上に直接書き込めます。同じ画面から、コピー、保存、アップロード、録画ができます。設定を詰めたShareXにいちばん近い使い心地を、入れた直後から使えます。
- PrtScを押します(最初の設定のキーで、好きなキーや組み合わせに変えられます)。画面が止まって、少し暗くなります。
- ドラッグで範囲を選ぶか、ウィンドウやその一部をクリックして丸ごと撮るか、Ctrl + Aで画面全体を撮ります。
- その場で書き込みます。7種類の矢印、自動で番号が振られる手順番号、ぼかし、蛍光ペン、文字、図形を、20色から選んで使えます。書き込みツールには、どれもキー1つのショートカットがあります。
- キー1つで仕上げます。Ctrl + Cでコピー、Ctrl + SでPNG・JPEG・WebPで保存、Ctrl + Shift + Sで前回のフォルダーに保存、Ctrl + Uで短い共有リンクを作成、Ctrl + Oで文字のコピー(OCR、ネット接続不要)です。

画面録画も、同じ選んだ範囲から始められます。Vで録画に切り替えて、Ctrl + Rで録画を始めます。マイクの声(音量メーター付き)とパソコンの音、ドラッグで動かせる丸いワイプ、クリック位置の表示を入れたMP4ができます。録画中も、書き込みのツールをすべて使えます。画質は20・30・60fpsの3段階から選べて、透かしも時間制限もありません。詳しくは、画面録画のページをご覧ください。
ShareXとくらべて得られるもの: 撮ったあとの処理の設定が要りません。録画にワイプとクリック位置の表示を入れられて、録画中に画面に書き込むこともできます。共有リンクは、置き場所を選ぶ必要も、ログインも要りません。Windows 11になじむ見た目で、x64・x86・ARM64版があります。
あきらめるもの: スクロールキャプチャ、GIFの録画、タイマー、ピン留め、アップロード先の選択、ワークフロー、それにShareXのたくさんの追加ツールです。Sleekshotでは、描いた矢印や図形をあとから動かせません(Ctrl + Zで直前の1つを取り消せますが、やり直しはありません)。ShareXなら、仕上げるまで書き込みを直せます。また、Sleekshotで扱えるのは撮ったばかりの画像だけで、保存した画像ファイルは開けません。Mac版はさらにシンプルで、範囲を選ぶ撮影と、矢印、図形、モザイク、文字、鉛筆、文字のコピーだけです。画面録画とウィンドウの撮影はありません。Sleekshotの表示は英語(ほかにロシア語、スペイン語、ポーランド語、中国語)で、日本語には対応していません。
2. Greenshot:軽くて定番のソフト
Greenshotは、Windows用の無料のオープンソースのスクショソフトです。範囲、ウィンドウ、画面全体を撮って、シンプルな編集画面で開きます。「難しくないShareX」として入れる人も多いソフトです。
最初の設定のショートカットは、PrtScキーが中心です。PrtScで範囲、Alt + PrtScでいま使っているウィンドウ、Ctrl + PrtScで画面全体、Shift + PrtScで前回と同じ範囲を撮ります。編集画面には、四角、楕円、線、矢印、手描き、文字、吹き出し、自動で増える番号、蛍光ペン、ぼかし・モザイクがあり、描いたものはあとから動かせます。送り先は、ファイル、クリップボード、プリンター、メール、Officeのアプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)で、ImgurやJiraなどのプラグインもあります。
弱い点は、画面録画がないことと、スクロールキャプチャがInternet Explorerでしか使えないことです。いまの安定版は2026年3月の1.3.315で、1.4系はまだプレリリース版だけです。1.3.311(2026年1月)と1.3.315ではセキュリティの問題が直っているので、Greenshotを使うなら最新版にしておきましょう。Mac版はApp Storeの別のアプリ(1.99ドル)で、最後の更新は2020年です。詳しくは、ShareXとGreenshotの比較とGreenshotの代わりになるソフトの記事をどうぞ。
3. Flameshot:Windows・Mac・Linuxで同じソフト
Flameshotは、Windows、macOS、Linuxで使える無料のオープンソース(GPL-3.0)のソフトです。選んだ範囲にその場で書き込んでから保存します。OSを行き来する人や、チームにLinuxの人がいる場合は、いちばん自然なShareXの代わりになります。
矢印、線、四角、円、マーカー、モザイク、番号、文字、元に戻す・やり直し、Imgurへのアップロード、スクリプト用のコマンドラインが使えます。2026年6月にバージョン14.0.0が出て、9月にはバージョン15のリリース候補版も出ています。
弱い点は、画面録画、スクロールキャプチャ、文字の読み取りがなく、共有もImgurだけなことです。スクショを撮るためだけのソフトで、そこが好きだという人もいます。
4. WindowsのSnipping Tool:ソフトがほとんど要らない人に
たまにスクショを撮るためだけにShareXを入れていたなら、いまのWindows 11のSnipping Toolで足りるかもしれません。Win + Shift + S(またはPrtSc)で、四角形、ウィンドウ、全画面、フリーフォームを撮れて、ピクチャ\スクリーンショットに自動で保存されます。
編集画面には、ペン、蛍光ペン、矢印などの図形、切り取りがあります。テキスト アクションで画像の文字をコピーでき、メールアドレスや電話番号をまとめて隠すこともできます。Win + Shift + Rで、マイクの声とパソコンの音を入れたMP4を録画できます。アプリからなら、3・5・10秒のタイマーも使えます。
2026年10月時点の弱い点は、ぼかし、番号、文字の入力、ワイプ、共有リンク、スクロールキャプチャがないことです。標準の機能での撮り方は、Windowsでスクリーンショットを撮る方法にまとめています。
5. Snagit:有料で、完成度の高い選択肢
TechSmithのSnagitは、Windows・macOS用の有料のスクショ・画面録画ソフトです。機能の幅でShareXに並ぶのは、この中ではSnagitだけです。画面もずっとわかりやすいのですが、毎年お金がかかります。
スクロールキャプチャ、クリックから手順書を自動で作るステップレコーダー、秘密の情報を隠すSmart Redactがあります。文字の読み取り、テンプレート、ワイプもあります。動画のトリミング、GIFへの書き出し、検索できるライブラリ、Screencast・Office・クラウドでの共有にも対応しています。個人向けのプランは1ユーザー年約39ドルのサブスクリプション(TechSmithの欧州のストアでは39.56ユーロ)で、アカウントにサインインして使います。
毎日手順書を作るテクニカルライターやサポートのチームなら、元が取れます。さっと撮るスクショや短い動画だけなら、機能が多すぎるでしょう。詳しくは、Snagitの代わりになるソフトの記事をどうぞ。
ShareXとSleekshotを項目ごとにくらべる
基本的なところは同じですが、それ以外はほとんどすべて違います。
| 項目 | ShareX | Sleekshot |
|---|---|---|
| 使い始め | 最初の設定で動く(コピー+ファイルに保存)。編集画面やアップロードは、撮ったあとの処理でオンにする | PrtScを押すだけ。ツールと操作が1つの画面にそろう |
| 撮影 | 範囲、ウィンドウ、モニター、画面全体、スクロール、GIF、タイマー | 範囲、ウィンドウやその一部、画面全体(Ctrl + A)、ピクセル単位のサイズ指定、SNS・動画向けの定番サイズ |
| 書き込み | 本格的な編集画面:番号、吹き出し、拡大鏡、スポットライト、スマート消しゴムなど。あとから直せる | 撮った画面の上で:7種類の矢印、番号、ぼかし、蛍光ペン、文字、図形。描いた図形は動かせない |
| 録画 | 中に入っているFFmpegでMP4・GIF。コーデックやエンコーダーの設定が豊富 | MP4(マイクの声、パソコンの音、ワイプ、クリック位置の表示、録画中の書き込み)。GIFなし |
| 文字のコピー | パソコンの中で。WindowsのOCRを使う(Windows 10 1903以降、Windowsに入っている言語) | パソコンの中で。Tesseractを使い、言語は設定からダウンロード、Ctrl + O |
| 共有 | 最初はImgur。ほかに何十ものサービス、S3、R2、FTP、自作のアップローダー | 1つだけ:12文字のランダムなリンク、検索エンジンに出ない。パスワードや有効期限はなし |
| その他 | ピン留め、スポイト、QRコード、背景の切り抜き、画像の比較、ワークフロー | 定番サイズ |
| 対応OS | Windows 10・11(バージョン18でWindows 7の対応を終了) | Windows 10(1809以降)・11、x64、x86、ARM64。機能を絞ったMac版 |
| 表示の言語 | 20以上(日本語を含む) | 英語、ロシア語、スペイン語、ポーランド語、簡体字中国語 |
| ライセンス | 無料、オープンソース(GPL-3.0) | 無料、オープンソースではない |
プライバシーの面では、どちらも自分でアップロードしない限り、すべてパソコンの中で終わります。ShareXはアップロードの処理をオンにしたときだけ、SleekshotはCtrl + Uを押したときだけ送ります。画像をどこに送るかを細かく決められるのはShareXで、会社で自社のサーバーを使うと決まっている場合には大事な点です。Sleekshotのリンクは検索には出ませんが、パスワードもないので、個人情報は先にぼかしてください。詳しくは、スクショをリンクで共有する方法をどうぞ。
ShareXからSleekshotへの乗り換えの手順
いちばんの壁はキーボードです。ShareXは最初の設定で、PrtSc、Ctrl + PrtSc、Alt + PrtSc、Shift + PrtSc、Ctrl + Shift + PrtScを使います。1つのキーを使えるのは、1つのアプリだけです。
- キーを空けます。 タスクトレイのアイコンからShareXを終了して、タスク マネージャー → スタートアップ アプリで無効にします。ShareXを残すなら、Hotkey settingsでショートカットを消すか変えます。
- Windows 11でPrtScを空けます。 いちばん早いのは、SleekshotのSettings → ScreenshotsでBind PrtSc to Sleekshot(PrtScをSleekshotに割り当てる)ボタンを押すことです。ワンクリックで済み、管理者の権限も要りません。自分でやるなら、「設定」→「Bluetooth とデバイス」→「キーボード」 を開きます(古いビルドでは 「設定」→「アクセシビリティ」→「キーボード」)。「Print Screen キーを使用して画面キャプチャを開く」をオフにします。見つからないときは、設定の検索に「print screen」と入れてください。
- Sleekshotを入れます。 ダウンロードページかMicrosoft Storeから入れて、PrtScを押します。ShareXのCtrl + PrtScに慣れているなら、Settings → Screenshotsでその組み合わせを割り当てます。
- いつもの流れを作り直します。 Auto-save screenshots(自動保存)をオンにしてフォルダーを選ぶと、コピー・保存・アップロードのたびにファイルもできます。ShareXの「Save image to file」とほぼ同じです。形式はPNG・JPEG・WebPから選べます。ShareXは最初の設定でマウスポインターも写すので、同じにしたいならCapture mouse cursorをオンにします。
- 前の画像はそのまま残ります。 ShareXのスクショは元のフォルダー(最初の設定では
ドキュメント\ShareX\Screenshots)に、アップロードしたリンクは使ったサービスに残ります。 - 特別な用途のために、ShareXを残すのもありです。 月に1回のスクロールキャプチャやGIFのためなら、十分な理由です。ぶつからないショートカットを割り当てるか、必要なときだけ起動しましょう。

キーの割り当ての変え方は、PrtScキーの設定を変える方法で詳しく説明しています。
くらべ方
ShareXを使っている人からよく聞かれる点でくらべました。キーを押してから矢印入りの画像ができるまでの手間、録画できるもの、共有の仕組み、対応OS、価格です。価格・バージョン・機能は、それぞれの公式サイト、変更履歴、GitHubのリリース情報をもとに、2026年10月に確かめています。LightshotやPicPickなども含めた一覧は、Windows向けおすすめスクショアプリをご覧ください。
よくある質問
Mac版のShareXはありますか?
ShareXは今も更新されていて、安全に使えますか?
いちばん手軽な、無料のShareXの代わりは?
スクロールキャプチャができる、ShareXの代わりは?
ShareXとSleekshotは、同時に使えますか?
Sleekshotチーム
私たちは、WindowsとMac向けの無料スクリーンショット&画面録画アプリ「Sleekshot」を開発しています。すべてのガイドは、最新のWindows 11、Windows 10、macOSで確認しています。
ほかの言語で読む: English Deutsch Français Español Italiano Русский ភាសាខ្មែរ Bahasa Indonesia 简体中文